[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/11/23(07:42)]
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"巣田祐二"さんは[url:kb:1041]で書きました:
巣田祐二 ] "こまち1号"さんは[url:kb:1040]で書きました:
巣田祐二 ] 輻輳についてはIP網だろうが既存の電話網だろうが同じことで、ネットワーク側に処理能力があるか、負荷がかかっても落ちないか、規制をかけて他地域に波及しないようにできるのか、という信頼性の部分さえ問題がなければよいことです。
回線交換型の交換機網と、IP電話網とでは輻輳の原因は異なると思われます。IP電話網の場合はまず発呼・着呼時にH.323やSIPサーバーで発生しそうですが、これはIP電話事業者が複数に分散している事からある程度分散されそうです。
次に他の電話との通話の場合、相互接続ゲートウェイで発生するでしょうが、この場合は交換機網と同様の輻輳の仕方になると思われます。
最後に通話中のトラフィック(これはIP電話端末同士でP2P通信となります)、すなわちIP網内での通話トラフィック輻輳ですが、(今のところインターネットと同程度の信頼性確保しかされてないと思われますので)ルータにパケット集中し輻輳でパケット廃棄が発生すれば、輻輳度合いに応じて連続的にノイズが大きくなり通話の困難度が増加すると思われます。ここらへんはIP網の設計次第では迂回ルーティング等でこなせる部分があるかも。
実際の所、IP電話網内だけでチケット輻輳実験してみると面白いかも(もっとも、相互接続していないか、または有料相互接続のIP電話網の間は、ゲートウェイ交換機を通す事になるので交換機網輻輳と同じになりますが。)
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"Dポ"さんは[url:kb:1042]で書きました:
Dポ ] 回線交換型の交換機網と、IP電話網とでは輻輳の原因は異なると思われます。
利用者サイドからすると、原因がどうであれ変わりはありません。
重要な問題は、IP電話網でも信頼性が確保できるのかどうか、という部分につきると思いますが……。
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登録サーバーの仕様にもよるでしょうが、交換機網にあるような過負荷制御・発信規制や交換設備の二重化がされてるかも怪しいとは思われるので、その点の信頼性は劣るものと思われます。(逆に言うとIP電話でそれらの対策をそれなりに有効に取れるようになったとしたらそれはそれでエポックメイキングだったりするかも知れませんが)
また、他の回線網とのゲートウェイ交換機で輻輳が起きた場合に何らかの原因でさらに他の回線網へと輻輳が波及してしまうと言う、どっかの携帯電話事業者で起きた事の可能性もあるでしょう。
と某資料を参考にしつつ書き込み。