自転車について
初めは鉄道を沿線から見るために自転車に乗っていましたが、だんだんはまりました。今では通学手段であると同時に、旅行手段でもあります。
所持している自転車は、ブリジストンのトラベゾーンという自転車です。事情により2台あります。
あさお1号
平成7年 3月17日 購入
平成9年 7月14日 宮城交通バスに潰される。フレームが曲がり全損。
平成9年 9月 5日 いわき市のミヤザワサイクルに修理に出される。
平成9年10月10日 復旧。つくばに配置。
合計走行キロ 約10000キロ
追加備品 スタンド・篭
親に、「4年間自転車で通うから。」と約束し、大学通学用に買ってもらいました。輪行も出来るスポーツ車です。毎日の移動に使うとともに、7年夏には4号経由、仙台−東京−鎌倉、8年秋には6号経由、仙台−東京−鎌倉、9年春には25号経由亀山−難波−堺の旅をしました。
ところが、9年夏、とまっていたところを宮城交通バスに襲われ、全損と診断。事後調査が終わったあと、宮城交通の許可を得て引き取り、部品取り用として自宅に置いておきました。
その後、あさお2号のライト故障で偶然訪れたいわき市のミヤザワサイクルでフレームの曲げ戻しをやってくださるということになり、復旧を決意。復旧後仙台に戻すことも考えましたが、仙台に2台あっても仕方ないので、つくばへ持っていきました。同時期につくばの友人の自転車が盗まれたこともあり、貸してそのままになっています。事故後1号は仙台に戻っていません。
現在は前に篭もついているし、車輪もクイックレバーではないので、完全に近郊形な自転車になっています。
あさお2号
平成9年 7月19日 購入(宮城交通の事故補償)
合計走行キロ 約4000キロ
追加備品 スタンド・スピードメータ・補助前灯・尾灯・反射板多数
あさお1号の事故で、宮城交通側が全面的に悪いということになったので、宮城交通全額負担で同形車を購入しました。購入した年の夏には、6号経由仙台−つくば走行を行っています。なお、このときに立ち寄ったミヤザワサイクルで1号の復旧をしたのです。
夜間走行が多くなったことから、各所に反射シールを貼り、補助前灯も大きなものに変えました。また冬季の走行に備え、スノータイヤも購入し、仙台での1月2月の走行に使用しています。
自動車よ、善良な市民に補償せよ!!
自転車に乗っていると分かるが、自動車は邪魔である。ものすごく邪魔である。
「環境工学概論」の授業で先生がおっしゃっていたが、自動車に乗っている人は、外部不経済を無視して、自分の財布の中身だけを気にする人である。一人が車に乗ったとする。すると道路は混む、排気ガスが出て人々の健康を害する、騒音被害は出る、小さな子供たちや年寄りに危険が及ぶ、などのたくさんの害を与える。ところが、これに対して運転者は補償しなくていい。こういうのを外部不経済というのである。現在、公共交通網の列車・バスがはやらないのは、こういう外部不経済を無視して、自分の財布から出るお金だけを考え、「運賃>ガソリン代」という計算をする輩が多いからなのだ。
こういった事態に対しては、内部化するしかない。ガソリンにさらにリッター100円くらい上乗せして、それを健康対策費などにまわせばいいのだ。こういうのを政策増税というらしい。外部不経済を無視してきたから、水俣病などの事件が起こってきたのである。チッソだって補償したのだから、車乗ってる連中にも補償してもらおうじゃんの。
こういうことは声を大にして言わねばならないのだが、圧力団体の石油業界が邪魔するらしい。こいつらもまた自分の財布しか見ない馬鹿者である。
ちなみに車ユーザーは、「ガソリン税」なるものを払っていると言っているが、これは道路の使用料分、いや、道路使用料分と考えても安いそうである。こんな状態で、道路と鉄道と比べられるのだから鉄道には勝ち目は無い。
車に乗っている諸君たち、そのうち一切合切補償してもらおう。車社会がこのまま続くとは思っていないし、続いたら車斜壊だよ。(その時は道路使用料として自転車も重量税をとられるのだろう。)
我々の「工学部化学・バイオ系」は、石油化学系への就職が多いらしいが、これで就職できなくなったことは間違いない。
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