2月21日(横浜→静岡)
07:54 横浜市菊名
08:30 横浜市
09:56 藤沢市
10:12 茅ヶ崎市
10:38 平塚市
11:01 大磯町
11:41 二宮町
12:58 小田原市
13:37 箱根町湯本
14:41 箱根町宮ノ下
17:41 箱根峠
18:32 三島市
18:41 清水町
19:11 沼津市
20:27 富士市
21:01 蒲原町
    由比町
22:22 清水市
23:20 静岡市

 朝、7時前に起こされる。朝食後出発。
 母に出発姿を写真に撮ってもらう。今日の宿泊予定は遙か彼方の静岡市。

 菊名〜横浜駅は小さな峠になっている。その途中で荷崩れ発生。横浜駅付近でも再び荷崩れ。
 浦栃に貰った荷造りゴムが短すぎて、荷物が固定しきれないのが原因。

 平塚付近で、静岡の宿探しを開始。何故かどこの宿も満室で、ようやく取れた宿は一泊6300円の宿。
 痛いが野宿するわけにいかないので我慢する。

 二宮付近のコンビニでビニール紐を買い、荷物を荷台に縛り付けることで荷崩れは解決した。
 国府津付近の自転車屋で長めの荷造りゴムを購入。

 予定より1時間ほど遅れて箱根越にかかる。
 2年前の自転車旅行の際には、湯本〜芦ノ湖を全く歩かず、全区間自転車に乗って越えた。所用時間は3時間。
 しかし2年間の運動不足と寄る年波は大きかった。大平台に行く前にすでに自転車を引く。
 宮ノ下で休憩。郵便局で現金をおろす。
 コンビニから実家に電話。箱根越でばてていることを報告。
 その後が地獄だった。恵明学園前で足をつる。上り坂で自転車に乗ることがほぼ不可能になった。
 国道1号最高地点まで、足を引きずりながら、ひたすら徒歩で進む。
 まだ雪が残り、ぼろぼろになった靴はすぐに浸水する。
 薄暗くなった頃、ようやく国道1号最高地点到着。ガソリンスタンドで温かいコーヒーを買う。生き返るが、急いで下山しないと死ぬ。
 ここから約5キロは下り。一気に自転車を転がして降りる。激寒の芦ノ湖。カップラーメンがうまい。
 とりあえず公共交通機関のあるうちに下山したい。再び箱根峠までの上りを歩く。
 日も暮れた頃、箱根峠。一気に下る。今度は雨が降ってきた。

 清水町からは県道380号に入る。沼津市街地を出ると、路肩の平らな道となる。海沿いを走っているようだが、暗くて全く分からない。時速30kmで飛ばす。
 富士市内から国道139号に入る。
 てた氏から電話。
「もう富士市か。早いなぁ。」
 ちょっと嬉しい。
 県道396号に入り富士川を渡る。小雨だが、雨はしつこく降っている。
 由比町のコンビニで最後の休憩。21時半。23時頃には宿に着けそうだ。
 到着時刻が遅れる旨宿に電話する。明らかに嫌な声をされる。
 そりゃ雨の中、自転車で来ますと言われりゃ嫌でしょう。明日からは宿を取るときには先に自転車である旨言おうと決意。
 由比駅の先から再び国道1号に合流。雨は激しくなる。
 興津からは国道1号旧道。いきなり歩道に乗り上げる。パンクはなんとか免れる。
 雨の中静岡着。
 箱根越、ほとんど歩いたにも関わらず、平均時速10km/hを越していた。

<写真>
   出発姿1
   出発姿2
   箱根峠より芦ノ湖を見下ろす1
   箱根峠より芦ノ湖を見下ろす2(2年前と同一アングルです)