電源

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 とりあえずは、VX−2の内蔵バッテリーで使えるものの、1.5Wしか出せません。
 3アマなので、将来的にはトランシーバ本体を交換し、20W超の自転車モービルも作りたいのですが、電源が確保できません。
 以下のような電源を検討しました。
バイク用のバッテリー
当たり前過ぎて面白くない。使用時間に難がある。硫酸を積んで走ることになるので怖い。却下。
発電用エンジン
ホンダのポータブル発電機が魅力的だったのですが、値段が高く、おいそれとは手が出せません。
個人的には、ガソリンスタンドに入っていって、「レギュラー満タン」とか言う自転車というのも、なかなか魅力的だったんですが…。(笑)
某友人は、「電動自転車買って、発電機で充電して走ったら?」なんて言って煽ってくれました。ネタとして一回やりたいです。(笑)
しかし、環境にクリーンな自転車が、排気ガス出して無線やっているってのもいかがかなぁと…。
太陽電池
何かクリーンな電源は無いかなぁと探していたら、太陽工房のバイオレッタ ソーラーギアというものを見つけました。
値段も発電機に比べると低価格で、大変魅力的です。場所を取るのと、充電に時間がかかるのが難点かなぁと…しかし是非導入したい製品でした。しかし…
 某無線局の人に言われました。
「背後から電磁波浴びるんだろ。オレは嫌だな。」
 忘れていました。携帯電話とは比べモノにならないほどの出力が出るのです。
 いったいアンテナからどのくらいの距離を取れば安全なんでしょう。電磁波防御チェックというソフトがあったので、計算してみました。…
 20W超を出すと、自転車の場合、どう頑張ってもアンテナからの電磁波防護のための安全距離が取れないことが判明、ボツになりました。
 20W超を出さないのであれば、とりたてて電源を用意する必要はありません。
 結局、電源は、東急ハンズで購入したスイッチ付き電池ボックスに、オキシライド乾電池を入れ、予備電源として持つだけになりました。
電池ボックス
 導線の先には2.35mmのDCプラグが付けられています。

 実際に運用してみると、トランシーバ本体のバッテリーよりもBluetoothアダプタのバッテリーの方が先に切れることが分かりました。
 そこで、前述の太陽電池、バイオレッタ ソーラーギアを購入し、Bluetoothアダプタに電源供給するようにしました。
 日によって走行方向が変わるため、太陽電池の取り付け場所、方向はとくに決めず、その日の走行ルートに合わせて取り付けます。

太陽電池 バイオレッタ ソーラーギア
 この日は午前中に北西に向かって走行したので、後部荷台に後ろ向きに取り付けています。
 太陽電池の下の銀色の袋は輪行バッグ。
 太陽電池からUSBパワーアダプターを介してBluetoothアダプタに5Vを供給します。残念ながらVX-2の外部電源は6Vなので、トランシーバ本体の外部電源としては使用できません。
 
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