[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/11/23(10:08)]
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ユーザ名: 後藤@みか鉄 <ngoto#mikaka.org>
日時: 2003/6/6(00:02)
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直接関係ないですが、ニュースをいくつか。
インプレスINTERNET Watchより。
「シスコ、IEEE 802.11b対応の無線IP電話を国内販売」
[url:http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0603/cisco.htm]
製品名は「シスコ無線IP電話7920」
大きさ 132.3×53.3×25.4mm(縦×横×厚さ)
重さ 136g(標準バッテリー搭載時)
連続通話 3.5時間 / 待ち受け 21時間
参考価格8万5,000円。
企業の内線電話の置き換えを狙っているようです。
PHSによる内線電話と比較すると、現時点では待ち受け・通話時間は大幅に短いし、端末の価格的にも負けていると思います。インフラを企業内LANと共有できるメリットをどれだけ生かせるかが勝負ですが、現時点では苦しいのではないかと思います。
なお、有線LANを使用する据え置き型のIP電話機はすでに提供開始済みとのこと。また、これらを個人向けに展開するつもりは、少なくとも現時点ではなさそうです。
ZDNetリビング+より。
「特集:CATV再発見
“競争”と“地域”の間でゆれるIP電話」
[url:http://www.zdnet.co.jp/broadband/0306/03/lp12.html]
CATV事業者のIP電話への取り組みについての特集。
対応は各社各様ですが、地域独占であるが故に地域密着型であるCATV事業者は、ADSL事業者とは若干異なる方向性を持っているようです。
"こまち1号"さんは[url:kb:533]で書きました:
こまち1号 ] 個人の考えですが、矢野経済研究所の調査内容は、どうも、未来はバラ色だー、というような、楽観的過ぎる見通しと思います。
こまち1号 ] 内容でも触れているヤフーBBの現実のサポート体制や、先の東北地震のような災害や緊急時の対応を考えた場合、IP電話では対応できず、ブームは意外に早く終息に向かうと見ますが、いかがでしょう。
現在のブームは、事業者側が最新技術に乗り遅れていないことを誇示する、事業者側のブームであるように私は感じています。消費者側は、ネット接続のおまけとしては受け入れていると思いますが、IP電話単独ではまだブームと言えるほどの状況になっていないと思います。050番号での着信が可能になる今年の夏以降(?)に、2台目あるいは予備の電話として積極的に導入するユーザが増え、ブームになるかはわかりませんが、加入者数は着実に増加するだろうと私は思います。
災害時の対応ですが、そもそも今のIP電話は停電になると使い物にならないので、現在NTT電話を使っている人が解約してIP電話を使う、という流れは当分の間まったく起きないと思います。