[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/10/8(08:21)]
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1172. Re: 通信業界のガリバー規制と公正競争の確保に関して雑談
ユーザ名: Dポ <mitarai332#yahoo.co.jp>
日時: 2004/7/23(15:06)
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スレッドタイトル変えてみました
"巣田祐二"さんは[url:kb:1163]で書きました:
巣田祐二 ] むしろ、東西が接続できずユーザが不便を強いられる(例:フレッツの地域IP網が東西分断されていて、地域またぎのCUGサービスなどが利用できない)弊害もでているくらいですし、総合的に規制のあり方を考えるべき時期はきているのではないでしょうか。厳しくするべき部分、緩めるべき部分、どちらも含めて。
これはむしろ地域会社に縛られているはずの東西が全国サービスをしようとする事から生じる矛盾であると考えます。NTT東西が保有するインフラ上で、NTT東西自身が全国的通信サービスをしようとするならば、他社を圧倒してしまうのは明白なので、活用業務と言う小賢しい事をせず、
思い切って、「NTT東西保有インフラ上での全国的通信サービス」をする会社を分社化してしまう事が必要でしょう。
さらに、「NTT東西保有インフラ上での全国的通信サービス」には第三者企業も参入できるように、NTT東西との通信インターフェースを公開するべきでしょう。
"巣田祐二"さんは[url:kb:1168]で書きました:
巣田祐二 ] 資本はいいでしょう。ただ、独占的地位で築いた資産(顧客情報)を使うのには問題があるということです。
NTT系も電力会社もインフラ会社として、独占的地位で築いた資産(顧客情報その他営業情報すなわち営業インフラ、それのみならず事業基盤インフラ、通信インフラそのもの)を持っており、電柱管路の件でも出てきたとおり、文字通り公益特権を持った公益事業者であることは明らかです。
となると、その「公益特権により独占的地位で築いた資産」をもって他の参入通信事業者の経営を圧迫する事は厳格に制限されるべきものであると考えます。
「公益特権により独占的地位で築いた資産」のうち、通信インフラについては他の競合事業者による利用開放はかなりの程度で進んではいるようですが、それ以外の営業・事業基盤インフラに対するガリバー規制や開放はそれ程進んでないようにも思われます(活用業務の件で表面化してはいるようですが)