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[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/10/8(08:31)]

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1162. Re: 東電、パワードコムを子会社化

ユーザ名: 巣田祐二 <slab#mars.dti.ne.jp>
日時: 2004/7/22(09:12)

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"こまち1号"さんは[url:kb:1158]で書きました:
こまち1号 ] 初期の旧TTnet発足時には、光ファイバーを強調しており、専用線の引き込みも東電の電柱や地中配管から光ファイバーを直接引き込む方法でしたから、最初からメタル線は持っていないわけで、逆にDSLはやりたくてもできないわけです。であれば、いきなりFTTHから始めてもおかしくないわけで、ADSL元年の2000年頃の状況を見ると、料金にもよりましょうが、敷設可能であれば直接光ファイバーを引き込んだケースは多いでしょう。

 当時の水準で考えると「高い」わけで(設備のコストも、料金も)、マスユーザーの需要を掘り起こせるかも分からない中で光をやろうとは思わなかったでしょう。専用線は法人向けですし、コストがかかろうともそれなりに需要はあるものなので、マスユーザー向けFTTHと一緒にはできません。

 また、DSLはメタル線やDSLAM設置場所を自前で用意している事業者はまずないはずです(確証がないのでゼロとは言わない)。普通、メタル線はNTT東西のを利用して、DSLAMもNTTビル内のコロケーションに設置しています。
 ですから、イーアクセスやアッカ、アホー、T-comと同様にDSLへの参入は可能であり、T-comのように「局舎から自社網まで自社の光ファイバを使う」という選択肢も可能でした。DSLを「やりたくてもできない」理由はありません。やりたいか、やりたくないか、どちらかです。
(コロケーションにスペースがあるかないか、というのは別の問題)

こまち1号 ] 読売の内容も見ましたが、本来の潜在能力でいえば早くからFTTHを展開していたはず(まともなら管内一円に広がる東電のリソースを利用できた)で、やはり通信事業参入初期段階で足かせをはめられた電力グループの苦肉の策にしか感じられません。

 基幹網があるからといってすぐにエリア展開ができるものではありません。何か勘違いされているようですが。

# 基幹網で展開できていればNTTがBフレッツやらないエリアはほとんどなくなる

こまち1号 ] 特段の意図はありません。
こまち1号 ] もっとも、有線のFTTHについてはBフレッツ・電力に比べ対象地域が狭い(東京23区と周辺に限られる)上

 いい加減なことを書かないでください。
 少なくとも中電・東電よりは広いエリアでサービスしていますよ。有線ブロードネットワークスのサイト[url:http://www.gate01.com/]を見れば、西東京市など都下や、神奈川でも横浜・川崎はおろか、伊勢原や綾瀬のほうまで広範囲にサービスしているのがすぐに分かるのですが。
 「東京23区と周辺に限られる」というのはどこから出てきたのでしょうか?

こまち1号 ] 勝手に装架した電柱については、すったもんだの挙句に正式に使用権を獲得しましたが、獲得した使用権を返還していることからすると、今後FTTH事業の拡大はないと考えるのが自然です。

 ざっと検索してみましたが、該当するものが見つかりません。ソースを提示してください。
 不要な同軸ケーブルを撤去、という部分は見つかったのですが……。

こまち1号 ] 本線から外れますが、電力事業の一部自由化が始まっている昨今では、電力系通信事業者に対する足かせは一切なくしてもいいでしょう。(経産・総務との綱引きになるでしょうが)

 それを言い出すと、通信が自由化されているのだからNTT法の規制を撤廃しなさい、ってことにもなりますが。
 独占的地位を持った事業者に足かせがつけられるのはやむをえない部分でしょう。電力事業の一部自由化が始まっているとはいえ、電話と違って消費者は電気事業者を選べませんし、マイラインならぬ「マイパワー」(仮)なんてサービスも期待できません。消費者からすれば自由化なんてのはかなり縁遠い存在ですから、不公正な競争を生む原因を作るのは大問題であり、社内のファイアウォールなどきっちりとしていただきたいと考えます。

こまち1号 ] 電力系でも東京電話インターネット(POINT)は三菱電機系のDTIへ移されてしまい、プロバイダの寡占化のきっかけになってしまいました。

 まずお断りしておきますが、DTIは三菱電機系「だった」ISPです。三菱電機も株主であるとはいえ、現在はパワードコムがほとんどの株を持っていますから。
 DTIへのPOINT事業移管はごく最近のことですし、きっかけでもなんでもないと思います。ISPを統合していかないと生き残りが難しくなってきたので、やむなく、といったところではないでしょうか。
 きっかけとしては
・@niftyとinfowebの統合
・PC-VANとmeshの統合
・テレウェイシリウスの合併によるNEWEB統合
あたりからじゃないですかねえ?このあたりから徐々に始まってきたように思います。
 その後にInfoSphereやドリームネットがOCNに移管され、NEWEBがDIONに統合され、BROBAとぷらら、PeopleとDTIといった「希望者のみの移行」があり……と。

 まあ、実際の寡占化はブロードバンド時代に入ったからだといってもいいと思います。ADSLや光ファイバと、会員獲得に大規模な設備投資・インセンティブ支払を要する状況下において、資本力のないISPは多数の会員を獲得することができませんから。So-netもあれだけ会員抱えていながら赤字決算ですし、情報漏洩ナンバーワンプロバイダも設備投資やインセンティブで莫大な赤字を計上しましたし。

 ちなみに私は旧Peopleからの移行分と、もともとDTIで契約しているアカウントでDTIが2契約あったりするわけですが、まあそれはどうでもいい話で。

こまち1号 ] 通信関係で広義のNTTグループが牛耳っている現状は何とかしないといけないのは事実ですが。

 もはや「牛耳っている」段階はとっくに抜け出していると思いますが。

 <追記>2004/7/22(00:07)に書き込んだものを若干修正しました 


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