[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/12/14(12:29)]
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「NTTコミュニケーションズは12月24日、ISP「DreamNet」を運営するドリームネットを完全子会社化すると発表した。NTTデータとNTTドコモが保有するドリームネットの全株式を2003年1月23日付けで取得する。NTTコムの「OCN」にDreamNetサービスを統合することでISP事業を強化する。」
[url:http://www.zdnet.co.jp/mobile/0212/24/n_04.html]
ということで、NTTグループのISP再編が加速しています。
InfoSphereとOCNの統合は親会社(NTTコム)・子会社(NTT PCコム)の関係だったわけですが、今回はグループ内ではあっても直接資本関係のない会社間での再編なわけで、ちょっとびっくりしました。
残るドコモAOL(専用ブラウザが必要で、モバイルコンピューティングのためには一番役立たずのISPだと思います……なぜ傘下におさめたのか謎です)、WAKWAK(NTT-ME)、ぷらら、BROBA(NTT-BB)の今後が気になるところ。
しかし、ここに並んだ会社のうち、ドリームネット、ドコモAOL、ぷららはもともとNTTグループではなかった、あるいはNTTグループが筆頭株主ではなかった(注)わけで、NTTグループの無節操なISP事業拡大戦略の後始末をしていると見るべきなのかも知れませんね。
# ドコモのDoPaインターネット廃止、どりぱ新規受付終了も含めて。
# そういえば10円メールもそろそろかなと思う今日このごろ。
(注)
ドリームネット:もともとはソフトバンクが60%、NTTデータが40%出資。(現在はNTTデータが60%、NTTドコモが40%の株を保有)
ドコモAOL:もともと米AOLの日本法人で、NTTグループの出資なし。(現在はNTTドコモが40%超の株を保有する筆頭株主)
ぷらら:もともとはセガ・エンタープライゼス、ソニー、NTT、日本ビクター、ヤマハが各20%を出資して設立された会社。(現在はNTT東日本が70%超の株を保有)
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